栃木と京都の斎田で収穫 古式ゆかしく「新穀供納」[2019/10/15 20:21]

 11月に行われる即位の儀式の大嘗祭(だいじょうさい)に使用される栃木県と京都府の斎田で収穫された新米が皇居に納められました。

 大嘗祭では栃木と京都の2カ所の斎田で収穫された米を天皇陛下が食べ、国の安寧を祈られます。皇居・東御苑につくられた大嘗祭の会場「大嘗宮」では、15日午前10時ごろから先月に斎田で収穫された米を納める儀式「新穀供納」が行われました。儀式は栃木、京都の順で行われ、大嘗宮の一角にある「斎庫」と呼ばれる倉庫に米の生産者「大田主」が箱に入った米を納め、宮内庁職員が確認しました。その後、米は神職のおはらいを経て収納されました。大嘗祭は来月14日夕方から夜を徹して行われ、栃木の米は14日午後6時半から、京都の米は15日午前0時半からの儀式に使われます。

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