福島・本宮市 市街地の大部分が浸水 現場を調査[2019/10/16 06:18]

 台風19号による豪雨の影響で7人が亡くなった福島県本宮市では、国土交通省の担当者が堤防の決壊現場を調査しました。

 本宮市を流れる安達太良川では堤防が決壊し、市街地の大部分が浸水しました。阿武隈川の水位が上昇したことから支流である安達太良川の水が押し戻され、堤防の決壊につながったとみられています。
 国土交通省災害査定官・竹内毅さん:「非常に広域で、甚大な被害になっているなということを実感しています」
 また、川の南側にある病院と介護施設も1階部分が水につかりましたが、中にいた約200人は避難して無事でした。来週にも外来の診察を再開する予定ですが、多くの診察用の機材が浸水しているということです。

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