浄水場が被災…断水“長期化”か 福島・いわき市[2019/10/16 12:06]

 福島県いわき市では浄水場が浸水したため、今もなお約4万戸で断水が続いています。

 (坂寄直希アナウンサー報告)
 いわき市水道局の給水場です。現在も給水を受けようと多くの人々がやって来ています。台風19号の影響でいわき市を流れる夏井川が氾濫、決壊した影響で近くにある浄水場が浸水しました。それによっていわき市内では4日間、4万戸が今もなお断水しています。給水場はその影響を受けて市内24カ所設けられています。元々は1列だった蛇口ですが、新たに断水が続いた影響からもう1列増やしました。この給水場ではポリタンクなどの容器を持参すれば誰でも給水を受けることができます。しかし、近隣の店でポリタンクなどが売り切れているということから、いわき市水道局では給水袋を無料で配布しています。1つにつき6リットル、原則1人につき1つまでとなっています。いわき市水道局によりますと、復旧のめどは今もなお立っていないということです。

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