氾濫情報の発表遅れ 関東地方整備局「現場が混乱」[2019/10/18 12:06]

 茨城県の那珂川の氾濫を確認していながら氾濫情報の発表が遅れた問題で、河川を管理する国土交通省の関東地方整備局が会見し、現場が混乱して情報伝達ができなかったと釈明しました。

 那珂川の氾濫を巡っては、13日午前1時半と午前4時半に常陸河川国道事務所の職員らが越水を確認して事務所に報告していました。しかし、事務所が氾濫情報を発表したのは2回目の報告から約11時間後でした。関東地方整備局は18日の会見で、他の河川も氾濫して事務所内が混乱したため、現場からの報告が事務所内で共有されずに発表が大幅に遅れたと説明しました。週末の雨に向けては河川の氾濫情報の連絡担当者を増員するとしています。

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