「これ以上降ったら困る」自衛隊が川底の土砂を撤去[2019/10/18 11:53]

 宮城県丸森町では自衛隊が川底にたまった土砂の撤去作業を行うなど、大雨への警戒を強めています。

 (渕井亮太アナウンサー報告)
 丸森町役場前です。18日朝から肌寒く、小雨が降ってきました。宮城県内では夜から大雨となる恐れがあり、20日朝までの雨の量は多い所で100ミリから150ミリと予想されています。役場近くを流れる阿武隈川の支流では台風19号による大雨で川底に分厚い土砂がたまってしまっていて、雨の降り方次第では氾濫しかねない状況になっています。このため、自衛隊が重機を使って土砂をかき出す作業を進めています。18日夜になるまでにできるだけ川底を深くして大雨に備える方針です。
 住民:「困る。これ以上、(雨が)降ったら。畳、捨てようと思ったが、土嚢(どのう)の代わりに置く」
 丸森町では全域に避難指示が出されたままになっていますが、町は改めて防災行政無線やメールで厳重な警戒を呼び掛けています。今回は強い雨が降る前に避難したという住民もいて、警戒感が高まっています。

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