上流の水が“溢れ続ける”箱根 観光客への対策は[2019/10/18 13:47]

 台風19号から19日で1週間になります。観光地・箱根では、紅葉シーズンを目前に復旧に向けた努力が続けられています。

 台風19号で観測史上最大となる1000ミリを超える雨が降った神奈川県箱根町。追い打ちをかけるように18日も雨が降っています。まもなく迎える紅葉シーズンを前に、観光地にとって大きな打撃となりました。
 箱根登山鉄道では沿線の複数箇所で土砂崩れが発生。復旧のめどは立っていません。また、芦ノ湖でも増水の影響で遊覧船が運休を余儀なくされました。それでも何とか観光客の足が遠のかないよう対策が進められていました。電車が止まっていても代行や振替輸送のバスで行き先まで行けるようになっています。台風の影響で観光客が減少している箱根について、地元の人は。
 カフェ従業員:「今の時期、結構忙しいんですけど、だいぶ閑散としていますよね。また復帰に向けて、活気付けてやっていこうというのは話しています。また戻ってきて頂けると思っていますので、僕たちは精一杯おもてなしするだけです」

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