台風被災地で雨強まる 三重・尾鷲市で川氾濫も[2019/10/19 06:33]

 19日朝は台風19号の被災地で雨が強まっています。土砂災害など二次災害に警戒が必要です。

 低気圧や前線の影響で18日から局地的に大雨になり、三重県では記録的短時間大雨情報が合わせて6回発表されました。三重県尾鷲市では24時間で10月の1カ月で降る雨の量の1.5倍の550ミリを超える雨が降っています。午後9時半には市内全域に避難指示が出されました。そして、午後10時半に沓川が氾濫したため、尾鷲市は最も危険度が高い「警戒レベル5」の災害発生情報を発表しました。19日朝は東海、関東甲信、東北で台風19号の後一番のまとまった雨になっていて、千葉県や伊豆諸島の大島では土砂災害警戒情報が発表されています。この後、関東は昼前にかけて雨のピークで東北は夕方にかけて雨のピークです。局地的には非常に激しい雷雨になる見込みです。復旧途中の台風被災地では、新たな土砂災害や河川の氾濫など二次災害に警戒が必要です。

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