三重・尾鷲市で川氾濫「レベル5」の災害発生情報[2019/10/19 11:20]

 台風19号の直撃から1週間、19日朝は被災地で再び雨が強まりました。新たな土砂災害など二次災害に警戒が必要です。

 低気圧や前線の影響で18日から局地的に大雨になり、三重県では記録的短時間大雨情報が合わせて6回発表されました。尾鷲市では24時間で10月1カ月間で降る約1.5倍の550ミリを超える雨が降っています。午後9時半には市内全域に避難指示が出されました。そして、午後10時半に沓川が氾濫したため、最も警戒レベルが高い「レベル5」の災害発生情報が出されました。19日朝は東海や関東甲信、東北で台風19号の後、一番のまとまった雨になっています。千葉県では山武市付近や匝瑳市付近などで猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が発表されました。現在、千葉県や宮城県に洪水警報が出ています。関東は雨のピークが超えたとみられますが、東北を中心に台風被災地は夕方にかけて土砂災害や川の増水・氾濫などの二次災害に警戒して下さい。

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