千曲川堤防決壊から1週間 ボランティア復旧に奮闘[2019/10/20 12:01]

 台風19号で、長野市の千曲川の堤防が決壊してから20日で1週間です。被災地ではボランティアの協力も得ながら復旧作業が続いています。

 (坂口沙羅記者報告)
 長野市穂保地区です。19日午後に降った大雨の影響もあり、乾き始めていた泥が再びぬかるんでしまっている状況です。日曜日の20日も大勢のボランティアが駆け付け、朝から住宅の片付けなどを手伝っています。
 ボランティア:「家が大きいので、まだ土砂が結構ありまして。あと1週間くらいは頑張らないと」「大変だろうなと思って。少しでも力になれればと思って来た。仲間5人連れて」「これから寒くなってくるので、一日でも早く片付け終わって少しずつ元の生活に戻れるようになればと思って」
 一方、浸水被害で泥をかぶった家財道具などが増え続け、あちこちに仮置き場を設けています。行き場をなくした「災害ごみ」をどうするかが今後の新たな課題となっています。

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