児童の深刻ないじめ“3年間”放置 隠ぺい行為も?[2019/10/21 12:20]

 千葉県流山市で、児童への深刻ないじめが3年間放置されていたことが分かりました。市の第三者委員会の元会長は学校などが児童の訴えに向き合わず、異変を隠蔽するような行為もあったと批判しています。

 流山市の中間報告書によりますと、2014年、当時小学6年の男子児童は複数の同級生から暴行されて鼻から出血するなどの悪質ないじめを受けました。児童は30日以上学校を欠席し、家族はいじめの被害を学校に訴えました。いじめでけがをしたり30日程度の欠席があれば、「重大事態」として調査委員会の設置が決められていますが、委員会が設置されたのは3年後でした。
 流山市いじめ対策調査会・藤川大祐元会長:「(児童に対するいじめが)3年ほど放置されていた。(その間)調査会に対しても何の報告もありませんでした。(教育委員会などが)組織としていじめ問題にきちんと向き合う姿勢が一切みられなかった。教育行政を預かる方々として許されるのか非常に強い疑問を覚える」
 児童は中学校でも30日以上、欠席しましたが、学校側は一部を出席扱いにしていました。市の教育委員会は「精一杯努力をしてきた」「保護者に理解して頂けず、非常に残念です」などとコメントしています。