千曲川が決壊した長野市 雨で中断の復旧作業を再開[2019/10/23 12:04]
台風19号の影響で千曲川が決壊した長野市では、22日に雨で中止されていたボランティアの受け入れが再開して復旧作業が進められています。
(中野希友未アナウンサー報告)
多くの住宅に浸水被害があった地区は、22日までの雨で道路の土が水を含んでぬかるんでいます。祝日の22日は雨でボランティアの受け入れが中止され、復旧作業はストップしていましたが、雨が上がった23日から再開しました。被災した住宅で水を含んで重たくなった泥の片付けなどを手伝っています。
被災した住民:「(片付け作業は)何とかなっている。皆さんが協力してくれるので助かっている。きょうは冷蔵庫の中のリンゴを片付けるのと、重機を持ってきてもらえるので、大きい物の片付けをお願いしようと思っている」
ボランティア:「助けないといけない。自分たちの身近で起きていることなので(ボランティアに)来た」
ボランティアの手を借りて片付け作業は再開しましたが、重い泥を雪かきやバケツで運んでいる人もいます。泥を運ぶ一輪車が足りないなど、片付けに使う物資が不足していると話す住民もいて、作業はまだ時間がかかりそうです。