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25日の雨はなぜ、ここまでの大雨になったのでしょうか。
1つはキーワードとして「夏」ということが言えそうです。25日の雨が激しく降っている時間の雲の高さを表したものですが、高い時だと14000メートルぐらいまであります。富士山で例えると4つ分ぐらいの高さです。この高さの雲というのは真夏の積乱雲並みの高さで、この時期としては滅多にない高さです。
そして、もう1つ注目したポイントは上空の湿度の高さです。10月の平年より7%も高く、より雨のもととなる水蒸気が多かったということが言えます。これも真夏並みの高さです。上空ではまだ季節が先に進んでいません。
海面の表面の温度です。これも高いですが、深い所の水温も高くなっています。年々、上昇してきていて、特にこの30年ぐらいで急上昇している状況です。これによって台風の勢力が強いものが増えたり、強くなった台風が勢力を落とさずに近付くことにつながる可能性があります。現在、まとまった雨雲はないので、しばらく列島に接近することはないですが、最も遅い台風は11月30日に上陸したこともあるので、油断はできないと思います。
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