長野市が災害ごみ受け入れ休止 焼却施設が満杯寸前[2019/10/28 11:53]

 台風19号で被害を受けた長野市では、ごみ焼却施設の処理能力を超える災害ごみが持ち込まれているとして、28日から災害ごみの受け入れを休止しました。

 長野市の「ながの環境エネルギーセンター」には、千曲川の堤防決壊の影響で布団や木くずなど大量の災害ごみが持ち込まれています。運営する長野広域連合によりますと、25日の時点で焼却前のごみを一時的にためておくピットの約9割が埋まっている状態です。満杯になると家庭ごみを受け入れられなくなる恐れがあるということです。
 長野広域連合事務局・齊藤秀浩次長:「災害ごみがこれだけ多く発生するのは想定外」
 長野市と須坂市は長野広域連合からの要請を受け、28日から災害ごみの受け入れを休止しました。今後は処理の状況を見て再開する予定ですが、めどは立っていないということです。

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