台風19号 岩手・宮古市では今も一部地区で孤立状態[2019/10/29 01:17]

 台風19号の直撃から2週間が経ちましたが、岩手県宮古市では今でも一部の地区で孤立状態が続いています。

 宮古市重茂では3つの地区の50世帯145人が孤立状態で、断水も続いています。仲組地区では町の中心部につながる唯一の市道が崩落し、車が通れません。住民は臨時でつくられた歩行者用の橋を渡り、そこから親戚などに車を借りたり迎えに来てもらったりする必要があります。
 住民:「震災後、もうそういう被害に遭うことはないと思っていたが、色々考えるところはある」
 迂回(うかい)路をつくる工事は急ピッチで進められていて、今月中に完成する見込みだということです。

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