森友学園、籠池夫妻にまもなく求刑 補助金不正の罪[2019/10/30 12:02]

 補助金不正の罪に問われている森友学園の前理事長・籠池夫妻の裁判が30日に結審します。検察はまもなく求刑をする見込みです。

 森友学園の前理事長・籠池泰典被告(66)と妻の諄子被告(62)は、小学校建設に伴う補助金など約1億7600万円をだまし取ったとされる詐欺などの罪に問われています。泰典被告は不正受給を一部認めながらも詐欺にはあたらないと主張。諄子被告は無罪を主張していて、これまで学校の建設に携わった関係者ら19人が証人として出廷し、証言してきました。午前10時半から始まった論告で、検察は「だます意図があったことは明白で、泰典被告の『だます意図はなかった』という弁解は論ずるにも値しない」と指摘。まもなく求刑を述べ、午後には弁護人の最終弁論を終えて結審し、来年2月に判決が言い渡される予定です。

こちらも読まれています