脳死状態の女児が臓器提供 心臓などを5人に移植へ[2019/11/01 00:32]

 山梨県内で病気の治療を受けていた6歳未満の女の子が脳死状態と判定され、心臓など4つの臓器が移植されることになりました。

 日本臓器移植ネットワークによりますと、女の子は重い脳障害からの回復が見込めず家族が臓器の提供を決め、先月30日に脳死状態と判定されました。摘出手術は今月1日午前7時20分ごろに始まり、心臓、肝臓、腎臓、小腸が東京や大阪などの病院で男女5人に移植される予定です。6歳未満の脳死による臓器提供は公表されているなかで15例目です。女の子の両親は「娘の体が誰かの中で生きていくことは、心の支えでもあります。提供を受ける方々には、娘の分まで毎日を大切に過ごしてほしいと思います」とコメントしています。

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