「本当に涙が出る思い」福島・矢祭町の“孤立”解消[2019/11/04 12:09]

 台風19号で集落に架かる唯一の橋が崩れた福島県矢祭町の高地原地区では、仮設の道路が完成して3週間ぶりに孤立状態が解消されました。

 高地原地区は先月の台風による大雨以降、11世帯30人が孤立状態になり、住民は運休していたJR水郡線の鉄橋を渡って町の中心部に行き来していました。今月に水郡線の運転が再開し、町は別の場所に橋に代わる仮設の道路を建設して3日から通れるようになりました。
 高地原地区の住民:「本当に涙の出る思い、ありがたい。不便だった」
 この道路は川が増水すると通行止めになり、年明けごろから仮設の橋の工事が行われる見込みです。

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