9人が犠牲となった笹子トンネル崩落事故から7年が経つのを前に、中日本高速道路が遺族に現在、行っている安全のための取り組みを説明しましたが、遺族からは改めて事故原因の究明を求める声が上がりました。
2012年12月、山梨県の中央道笹子トンネルで天井板が崩落し、ワゴン車などに乗っていた男女9人が死亡しました。道路を管理する中日本高速は、事故で潰れた車や当時のトンネル内を再現した実物大の模型を展示する社員用の研修施設を来年度に作ることにしていて、5日にその内容を遺族に説明しました。一方、遺族からは事故原因の究明が今も不十分だとする声が上がりました。
娘・友梨さんを亡くした石川信一さん:「原因究明、解明説明がない限り、私たちはずっと納得できない人生を送ってますので、強くそれを希望したいと思います」
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