首里城 分電盤など調査続く 遺構に大きな損傷なし[2019/11/06 11:54]

 沖縄の首里城の火災で警察と消防は6日、原因の特定に向けて火元とみられる正殿の北東側から回収した分電盤などについて詳しい調査を行っています。

 現場では6日も午前10時半から警察と消防約40人態勢で実況見分が行われています。警察と消防によりますと、5日から火元とみられる正殿の北東側で見つかった黒く焼け焦げた分電盤などを調べていますが、原因の特定には至っていません。一方、県教育委員会によりますと、2000年に世界遺産に登録された正殿の床下に残る石積みなどの遺構「首里城跡」にはがれきなどが入り込んでいるものの、火災の熱などの影響による大きな損傷はないとみられています。今後、詳細を調べることになっています。

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