分電盤の配線にショートしたような痕 首里城火災[2019/11/07 11:58]

 沖縄県の首里城の火災から7日で1週間です。火元とみられる正殿では、分電盤につながる配線にショートした跡のようなものが見つかっていることが分かりました。

 首里城では7日も警察と消防による実況見分が行われています。警備員の証言などから火元とみられるのは正殿の北東側で、黒く焼け焦げた分電盤が見つかっています。分電盤は正殿内の照明や防犯カメラなどにつながっていて、関係者への取材でこの分電盤につながる正殿の配線にショートした跡のようなものが見つかっていることが分かりました。那覇市消防局は6日、「電気系統の原因が有力」とみて調査していると明らかにしました。また、首里城公園では売店やレストランなどの一部施設で営業再開していますが、団体客のキャンセルが相次いでいます。

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