島根原発で防災訓練 震度6強を想定[2019/11/09 17:50]

 中国電力の島根原発で重大な事故が起きたことを想定した政府の訓練が行われました。

 安倍総理大臣:「島根原子力発電所2号機で注水機能が喪失し、原子炉の冷却ができなくなり、原子力緊急事態が発生しました」
 島根原発は全国で唯一、県庁所在地にある原発で、半径30キロ圏には島根県と鳥取県の合わせて約46万人が住んでいます。訓練は震度6強の地震で2号機の原子炉が冷却できなくなったという想定で行われました。原発から半径5キロの住民らを中心に安定ヨウ素剤を配ったり、けが人を搬送したりする訓練が行われました。10日は30キロ圏の住民らを中心に他の県に避難する訓練などが予定されています。

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