まもなく祝賀パレード 陛下は被災地へ心向けつつ[2019/11/10 12:05]

 天皇陛下の即位を祝うパレード「祝賀御列の儀」があと3時間ほどで始まります。皇居の宮内庁前から報告です。

 (社会部・大山智由貴記者報告)
 皇居の空は雲一つない青空が広がっています。11月にしては暖かな、まさに「小春日和」という表現がぴったりな陽気です。パレードのスタートする宮殿はありますが、時折、職員が行き来するほかはいつもの静けさが保たれています。
 元々、パレードは先月22日の予定でしたが、台風の被害のため延期されました。両陛下は先月から数々の儀式を続けながら常に被災地を心配し、その気持ちを表されてきました。側近に話を聞きますと、「災害で大切な家族や生活の基盤を失い、きょうもお祝いのパレードを見る心境ではないという人が多くいることを踏まえながら、天皇というお立場に向けられた祝福をうれしく、そして、重く受け止められるだろう」と話していました。
 沿道にはすでに大勢の人が集まってきていますが、皇居は鳥のさえずりが聞こえて静かにパレードのスタートを待っています。

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