宮城・大郷町で仮設住宅急ピッチ 再建策に住民複雑[2019/11/12 11:54]

 甚大な被害を出した台風19号の上陸から12日で1カ月です。

 (野口ちひろアナウンサー報告)
 宮城県大郷町では1日から仮設住宅の建設が始まっています。町は39世帯が入居する8棟のプレハブ仮設住宅を建設していて、現在、4棟の形がすでにできている状態です。29日の入居を予定していて、12日も急ピッチで作業が進められています。台風19号で大郷町では約140世帯が浸水し、町は仮設から出た後の再建策として、決壊した川から離れた場所をかさ上げして集団移転する案を示していて、住民の意向を調査しています。
 大郷町の住民:「色々、皆さん悩んで検討していますね。経済的に不安あれば反対、行けませんね」
 住み慣れた土地を離れることに不安を抱えている住民もいて、町は調査の結果をもとに再建策を検討するとしています。

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