国語記述式 1次試験の選抜に使わないよう要請[2019/11/14 14:51]

 来年度から始まる大学入学共通テストで、国語の記述式問題の成績を1次試験の選抜に使わないよう、文部科学省が国公立大学側に要請を検討していることが分かりました。

 国公立大学の入試では志願者が多い場合、センター試験の成績で受験生を絞り込む「二段階選抜」という制度を導入しています。来年度から導入される大学入学共通テストの国語の試験には、一部で記述式の問題が初めて出題されることになっています。記述式問題を巡っては、公平な採点や自己採点の難しさなどから導入を疑問視する声も上がっていました。こうしたなか、文科省は国語の試験についてマークシート方式の部分の結果だけを1次試験の選抜の判断材料とするよう、全国の国公立大学に要請することを検討していることが文科省への取材で分かりました。大学共通テストを巡っては導入予定だった英語の民間試験が延期となり、国語の記述式試験でも受験生50万人分の答案を一定の期間内に公平に採点できるかということが問題となっていました。