台風19号の情報伝達で検証会議 国交省[2019/11/14 23:52]

 国土交通省は台風19号で河川の「氾濫発生情報」を自治体に伝えられていなかったことなどを受け、情報発信について検証する会議を開きました。

 台風19号では、茨城県を流れる那珂川と久慈川の16カ所で河川の氾濫発生情報が自治体に伝えられていませんでした。これを受けて国交省は13日、住民への情報発信について検証する会議を初めて開きました。会議では、宮城県の吉田川と長野県の千曲川で自治体に河川が氾濫したことを伝えていたものの、住民に緊急速報メールが配信されていなかったことが明らかにされました。国交省は今後、河川の氾濫を確認する職員の増員することや、テレビ、ラジオだけでなく、SNSを使った幅広い情報発信を検討していくということです。

こちらも読まれています