幼児教育・保育の無償化で「負担増」…親ら改善訴え[2019/11/18 23:37]

 10月に始まった幼児教育・保育の無償化に伴い、「便乗値上げ」で負担が増えたとして、ひとり親の団体が国に改善を求めました。

 シングルマザーとシングルファザーで作る民間の団体「エスクル」によりますと、1人で子どもを育てる親約100人へのアンケートの結果、約2割の18.8%が幼児教育・保育の無償化で「負担が増えた」と答えました。無償化に便乗して自己負担の食事代などを値上げされたためだといいます。エスクルは18日、無償化で負担が増える「逆転現象」を防ぐために幼稚園や保育園への指導を強化することを求めて内閣府に嘆願書を提出しました。厚生労働省によりますと、便乗値上げをした疑いのある私立幼稚園や認可外保育園は全国に少なくとも33施設あることが判明しているということです。

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