五輪パートナー企業にサイバー攻撃への注意呼びかけ[2019/11/20 07:42]

 東京オリンピック・パラリンピックの公式パートナー企業に対し、警視庁は脅威が高まっている「サプライチェーン攻撃」と呼ばれるサイバー攻撃への注意を呼び掛けました。

 サプライチェーン攻撃はターゲットとなる大手企業を直接、狙わずにセキュリティー対策が遅れている子会社を経由するなどしてサイバー攻撃を仕掛ける方法です。警視庁は19日、公式パートナー企業46社の担当者80人に対し、会社がサイバー攻撃を受けた時の対処方法などについてパソコンを使った訓練を行いました。専門家の講義では、実際にあったサプライチェーン攻撃の事例などを紹介して各企業の担当者に注意を呼び掛けました。警視庁オリンピック・パラリンピック競技大会総合対策本部の斉藤実本部長は「関連先や関連企業のセキュリティー対策の向上と何かあった際の情報共有についてもご検討頂きたい」などと話していました。

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