「Fukushima 50」日本映画史上初!米軍が撮影協力[2019/11/20 08:36]

 東日本大震災の福島第一原発事故について描いた来年3月公開予定の映画に、日本映画史上初めてアメリカ軍が撮影協力していることが明らかになりました。

 2011年3月11日、日本の観測史上最大の地震となった東日本大震災で想像を超える被害が出た福島第一原発事故。事故後も発電所に残って奮闘した作業員50人の姿を描いた映画「Fukushima 50」。佐藤浩市さんや渡辺謙さんら豪華キャストが集結したこの映画では当時、アメリカ軍が行った被災地支援「トモダチ作戦」についても描かれ、これを忠実に再現するため、アメリカ大使館関係者を通じて交渉の結果、邦画史上初めてアメリカ軍の協力が実現しました。撮影は今年1月に横田基地で行われ、基地内で募集された本物のアメリカ兵もエキストラとして出演しているほか、実際の作戦会議室や軍所有のヘリを飛ばして撮影が行われたということです。アメリカ空軍は今回の撮影について「一日の撮影で品位、自己奉仕、優秀さと空軍が掲げる本質的価値を損なうことなく、空軍隊員をしっかりと描写して頂いた」とコメントを寄せています。映画「Fukushima 50」は来年3月6日より全国公開されます。

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