伊勢神宮で馬の訓練 「親謁の儀」での動き確認[2019/11/21 17:23]

 天皇陛下の即位に際しての儀式「神宮に親謁(しんえつ)の儀」を22日に控え、三重県の伊勢神宮では陛下を乗せた馬車をひく馬の訓練が行われました。

 21日午前7時ごろ、宮内庁主馬班(しゅめはん)の馬3頭が厳重な警備に囲まれながら伊勢神宮の外宮に入りました。30分ほどかけて「親謁の儀」の本番と同じルートを馬車を伴わずに走行し、職員らが停止位置などを確認しました。本番では、馬2頭が陛下の乗られる「儀装馬車2号」をひいて移動します。続いて午前10時ごろには内宮でも訓練が行われ、居合わせた参拝客がスマートフォンを片手に見守りました。親謁の儀は22日午前に豊受大神を祭る外宮で、23日午前には天照大神を祭る内宮で執り行われます。

こちらも読まれています