東京オリパラへ 医療スタッフも“チームで協力”[2019/11/25 00:16]

 東京オリンピック・パラリンピックの競技会場や選手村で活動する医療スタッフの研修会が開かれ、倒れた選手の搬送や心肺蘇生の実践的な訓練を行いました。

 来年の東京大会では、選手や観客などがけがや体調を崩した際に対応する医療スタッフが1万人以上必要となります。24日から都内で始まった研修会には選手向けの医療に携わる医師や看護師など約130人が参加しました。研修では心臓マッサージや人工呼吸をリズミカルに行う訓練や倒れた選手を2分以内に担架に乗せて運び出す手順を確認しました。埼玉県から研修に参加した看護師の女性は「オリンピックに携われる実感が湧いた。搬送の練習は初めてやったが、チームで協力することが大事だと感じた」と話しました。

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