蘇生措置を望まない患者に 東京消防庁が“新制度”[2019/11/27 20:30]

 東京消防庁が蘇生措置などを望まない患者に新たな取り組みを始めます。

 東京消防庁はこれまでいわゆる「終末期」を迎えた人が心肺停止になり、救急隊が自宅に駆け付けた場合、救命を優先して蘇生措置を行って病院に搬送していました。新たな取り組みでは、本人が事前に家族らと話し合って心肺蘇生を望まない意思を書面などで示していて、かかりつけ医などから確認が取れた場合、搬送せずに自宅でみとることが可能となります。東京消防庁は救急隊員らへの理解を深めるなどして、来月16日から運用を始めます。

こちらも読まれています