貧困連鎖防ぐ新大綱 政府「未来担う子どもに投資」[2019/11/29 15:30]

 政府は親から子どもへの貧困の連鎖を防ぐため、「食料や服を買えなかった経験」など生活実態を反映した項目を増やして調査する貧困対策の新たな大綱を決めました。

 安倍総理大臣:「子どもの貧困対策は未来を担う子どもたちへの投資であります」
 内閣府によりますと、子どもの貧困対策はこれまで「生活保護世帯の子どもの高校への進学率」や「ひとり親家庭の親の就業率」など25の調査結果をもとに決めていました。新たな大綱では貧困の実態をより詳細に把握するため、「公共料金の滞納歴」や「食料や服を買えなかった経験」など14の調査項目を加えて調査することが決まりました。

こちらも読まれています