駅で有毒液体まかれた想定 官民合同で対テロ訓練[2019/12/02 15:23]

 来年の東京オリンピック・パラリンピックを見据え、埼玉県草加市で官民合同のテロ対処訓練が東武伊勢崎線の駅で行われました。

 訓練は、2日午前10時から東武伊勢崎線の獨協大学前駅で有毒な液体がまかれたという想定で行われました。訓練には草加警察署をはじめ、市役所や東武鉄道の駅員など約70人が参加しました。警察への通報や負傷者の救護、それに散布された液体の鑑定や回収作業が行われました。
 草加警察署・遠藤精治警備課長:「消防と一体となった訓練をやることによって、もし万が一の場合にですね、迅速な被害者の救助をすれば助かる命をすぐ助けられるというところがございます。そういう観点からですね、今回の訓練は有意義だったと思います」
 草加警察署は、市内が東京オリンピックの聖火リレーのコースとなっていることなどから、今後も関係機関との連携を高めていきたいとしています。

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