ヘイトスピーチに“刑事罰” 川崎市で初の条例可決[2019/12/12 11:49]

 川崎市で民族差別的な言動、いわゆる「ヘイトスピーチ」を繰り返す人や団体に刑事罰を科す全国で初めての条例案が議会で可決されました。

 条例案は12日午前に可決されました。条例では、市長からの勧告や命令を無視して公共の場所で特定の国や地域の出身者に対する差別的な言動「ヘイトスピーチ」を3回繰り返した場合、個人や団体の名前などを公表するほか、最高で50万円の罰金を科します。
 川崎市で差別問題に取り組むぺ・ジュンドさん:「(ヘイトスピーチが)一挙になくなるというふうには思わないけれども、差別をしてはいけないんだってことが啓発されていくことが大事」
 条例は来年7月に施行されます。

こちらも読まれています