出生数90万人割れ 人口51万人超減少と厚労省推計[2019/12/24 15:06]

 1年間に生まれた赤ちゃんが初めて90万人を割りました。

 厚生労働省の推計によりますと、今年、生まれた赤ちゃんは去年と比べて5万4000人減って86万4000人でした。90万人を下回ったのは初めてです。厚労省は、出生数が大幅に減った原因について「改元を待って結婚したため、出産のタイミングも遅れた可能性がある」との見方を示しています。また、死亡した人は戦後最多を更新する137万6000人で、全体の人口は51万2000人減る見込みです。少子化や人口の減少に歯止めがかからない実態が浮き彫りになりました。

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