厚生労働省は、就職氷河期世代にあたる34歳から49歳の非正規社員を対象とした職員の中途採用を始めると発表しました。
募集の対象は1970年4月2日から1985年4月1日までに生まれた人で、この1年間に正社員として雇用されていないことと、直近の5年間で正社員として雇用されていた期間が通算1年以下であることが条件です。バブル崩壊の影響で1990年代から2000年代に就職が難しかった世代への支援策で、厚労省でこうした中途採用を募集するのは初めてです。採用予定人数は10人で、今年度中に内定者を出すということです。選考は来年2月に始まり、筆記試験と作文、面接で行われます。募集要項は25日の午前10時から厚労省のホームページに掲載されます。
広告