五輪聖火台に「水素」活用 コスト高も環境に優しい[2019/12/27 17:17]

 来年の東京オリンピック・パラリンピックの聖火台の燃料として、「水素」を使う方針が固まりました。

 東京大会の聖火台は、開会式と閉会式が行われる国立競技場とお台場と有明を結ぶ「夢の大橋」に設置されることになっています。大会関係者によりますと、組織委員会が東京都などと検討を進めた結果、2つの聖火台では水素を使う方針が固まったということです。聖火台の開発はトヨタ自動車が担当し、すでに実証実験も終えています。水素燃料は二酸化炭素を排出しないなど環境に優しい反面、コストがかかります。費用は設置なども含めると40億円から50億円に上る見通しですが、一部をトヨタ自動車が負担するということです。

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