“記述式”見送り問題 文科省が検討会議を設置[2019/12/27 16:45]

 来年度から始まる大学共通テストで民間の英語試験と国語と数学の記述式問題の導入が見送りになった問題で、文部科学省はこれまでの検討の経緯を検証する会議を設置しました。

 大学共通テストを巡っては、入試改革の2本柱だった民間の英語試験と国語と数学の記述式問題の導入が見送られ、来年度は従来のセンター試験と同様にマークシート問題での実施となりました。これを受け、文科省はこれまでの導入に向けた経緯を検証するため、東京工業大学の三島良直前学長をトップに18人の委員で構成する検討会議を設置しました。来月15日に検討会議の初会合を開き、来年末までには検証結果をまとめたい考えです。

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