温暖化で速度が落ちる予測 台風被害が深刻化の恐れ[2020/01/09 06:32]

 地球温暖化が進むと台風の移動速度が今より遅くなり、日本では洪水などの被害が深刻化する恐れがあるとした最新の研究結果が発表されました。

 気象庁の気象研究所は8日、将来の地球温暖化と台風の移動速度に関する研究結果を発表しました。今世紀末に気温が4度上昇した場合、日本周辺では台風の移動速度が今より平均で約10%遅くなるということです。海水温の上昇で台風を移動させる偏西風が弱まるためだとしています。その結果、日本では台風の影響を受ける時間が長くなり、洪水などの被害が深刻化する恐れがあると指摘しました。温暖化と台風の移動速度との関係を示す研究は世界で初めてだということです。

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