伊方原発「MOX燃料」取り出し 再利用めどなし[2020/01/14 11:54]

 定期検査中の愛媛県の伊方原発3号機で、使用済みMOX燃料の取り出しが始まりました。営業運転をしている原発としては初めてです。

 四国電力によりますと、使用済みMOX燃料の取り出しは13日午後9時以降に始まり、順調に進めば16日までに16体の取り出しが予定されています。MOX燃料は使用済みの核燃料を再利用して作るもので、今回、営業運転をしている原発では初めて取り出されました。伊方原発3号機では取り出しの準備をしていた12日に制御棒1体を誤って引き抜くトラブルが起きていて、予定していた作業の開始が遅れていました。国は使用済みMOX燃料の再利用を検討していますが、実用化できておらず、今回、取り出された燃料は伊方原発のプールで一時保管されます。