第162回芥川賞に古川真人さんの「背高泡立草」[2020/01/15 18:05]

 第162回の芥川賞が発表され、古川真人さん(31)の「背高泡立草」が選ばれました。

 芥川賞に決まった背高泡立草は、主人公の女性が母の実家がある長崎県の島で草刈りをしながら自分のルーツや島の歴史を聞き、将来について考える物語です。作者の古川さんは福岡市生まれの31歳。2016年にデビューして以来、芥川賞候補にノミネートされるのは今回で4回目で、実力派の若手作家として知られていました。

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