厚労大臣 冷静な対応を…「ヒトヒト感染証拠なし」[2020/01/17 11:55]

 中国・武漢で集団発生している「新型コロナウイルス」による肺炎で新たに69歳の男性が死亡しました。こうした事態を受け、加藤勝信厚生労働大臣は「新たな発症者が出ているということではない」と冷静な対応を呼び掛けました。

 加藤勝信厚労大臣:「現時点において限定的なヒト→ヒト感染の可能性は否定できないが、持続的なヒト→ヒトへの感染の明らかな証拠はない」
 15日、日本国内でも神奈川県に住む30代の中国人男性が新型コロナウイルスが原因とみられる肺炎を発症していたことが確認されました。この男性が武漢から入国する際に解熱剤を飲んで検疫を通過していたことから、加藤大臣は「今後は検疫を通過する前にその旨を申告してほしい」と求めました。

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