“火災から文化財守る” 東京国立博物館で消防訓練[2020/01/20 12:07]

 沖縄の首里城や岐阜の白川郷など文化財の火災が相次ぐなか、東京・台東区の東京国立博物館では火災から文化財を守る消防訓練が行われました。

 東京消防庁・安藤俊雄消防総監:「(去年、沖縄県の)首里城で大規模な火災が発生し、火災の早期発見と初期消火の重要性が改めて認識されたところです」
 去年は沖縄の首里城が大規模な火災に見舞われるなど、文化財の火災が相次ぎました。国宝などを多く収蔵している東京国立博物館では20日、強い地震が発生してその後に出火した想定で訓練が行われました。博物館の自衛消防隊がけが人の救助などをした後、東京消防庁の隊員らが一斉に放水しました。東京消防庁は「防火安全対策を徹底し、文化財を継承したい」としています。

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