武漢や上海以外も…中国便の水際対策強化へ 厚労省[2020/01/23 11:51]

 WHO(世界保健機関)の緊急会合を受け、厚生労働省は水際対策をさらに強化することを検討しています。

 厚労省の関係者はWHOの判断が先送りになったことについて「何かしらの判断が出ると思っていたので、想定外だった」と話しました。現在は武漢からの便に限って、24日からは上海からの便も含めてせきや発熱の症状がある場合には自己申告をするよう機内アナウンスで呼び掛けていますが、厚労省は他の中国便にも広げることなどを検討しています。
 一方、全日空は武漢空港の閉鎖を受け、23日午後6時10分に成田空港を出発する武漢便について欠航する方向で調整をしています。24日以降の運航再開の見通しは分からないということです。

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