五輪選手村の施設公開　木のぬくもり生かした建築

　東京オリンピック・パラリンピックの選手村の一部が公開されました。この施設は全国から集めた木材で建てられていて、中にはカフェなどが設けられます。

　「選手村ビレッジプラザ」は全国63の自治体から集めた約650トンの国産の木材で建てられました。この施設は選手の家族やメディア関係者なども入ることができ、中には雑貨店やカフェなど選手の生活を支える店が設けられます。大会後には解体され、木材は各自治体に返却されることになっています。組織委員会は「返却後の木材は地元の公共施設などで大会のレガシーとして活用してもらいたい」としています。