車いすバスケ 東京パラリンピックから除外の可能性[2020/01/31 23:34]

 IPC(国際パラリンピック委員会)は31日、車いすバスケットボールを東京パラリンピックから除外する可能性を示しました。障害の度合いによる選手のクラス分けに問題があるとしています。

 IPCによりますと、国際車いすバスケットボール連盟が定める選手の障害に応じたクラス分けがIPCの基準を守っていないということです。クラス分けは勝敗に大きく影響することから、IPCは連盟に対して5月29日までに改善しないと車いすバスケットボールを東京パラリンピックの実施競技から除外すると警告しました。また、2024年パリ大会の実施競技からは除外したと発表しました。これを受け、大会組織委員会は「楽しみにしている人も多く、改善に向けた早期のリアクションを期待する」としたうえで、「現時点では東京大会の競技の一つであるため、競技の実施を前提に大会準備に尽力していく」とコメントしています。

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