新型コロナウイルス 患者搬送の救急隊員が感染[2020/02/15 06:08]

 新型コロナウイルスに横浜市消防局の30代の救急隊員の男性が新たに感染していたことが分かりました。男性は横浜港のクルーズ船から感染した患者を搬送していました。

 横浜市:「新たに新型コロナウイルスに感染した患者が報告されました。横浜市の消防職員でございます」
 横浜市などによりますと、30代の救急隊員の男性はクルーズ船から新型コロナウイルスの感染が確認された患者を10日午後3時20分ごろに搬送した際には、防護服を着てゴーグルとマスクをしていたということです。男性はその日の午後11時ごろに38度の熱が出ました。発熱した後に1度だけ指令を受けて別の現場に出動しています。翌日の11日には熱は下がりましたが、14日に検査したところ陽性と判明しました。男性がクルーズ船の患者を運んだ救急車には他にも救急隊員2人が乗っていましたが、これまでに体調不良などは確認されていないということです。

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