血液を一部供給できない恐れも…北海道で献血不足[2020/03/05 12:08]

 新型コロナウイルスの感染拡大で全国的に献血協力者が急激に減っていて、北海道では来週には血液を一部供給できなくなる恐れが出ています。

 北海道赤十字血液センターによりますと、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で外出を控える人が増えたことやイベントの中止などで献血車が稼働できず、協力者が激減しているということです。北海道内で必要な献血協力者の数は先月の第3週目は98.1%でしたが、先週は81.8%まで落ち込み、今週は66.2%まで下がる見通しです。血液は長期保存できず、現在は不足している血液を道外から取り寄せています。
 北海道赤十字血液センター・片原浩二さん:「非常に厳しい状況です。新型コロナウイルスの発生から献血に来る人がどんどん減っている。ぜひ、献血にご協力頂きたい」
 全国的にも献血協力者が減少していることから、来週には北海道内で血液を供給できなくなる可能性もあるということです。

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