遠隔診療、薬宅配…医療の場でも感染防止に工夫様々[2020/03/09 20:02]

 新型コロナウイルスへの感染を防ぐため、病院に行かずに処方された薬を自宅で受け取れます。

 横浜市に住む松波孝記さん(50)。届けられたのは薬です。届いた薬は市販薬でなく、医師に処方してもらった薬です。実は松波さんは診察も処方も一歩も家を出ていません。その秘密が遠隔処方です。新型コロナウイルスの対策で先月から電話での処方ができるようになりました。花粉症で20年間、通院する松波さんの協力を得て眼科検診の様子を取材させてもらいました。まず、患者は保険証などとともに患部の写真を医師に送ります。医師はその写真をもとに患者の症状を聞きます。松波さんは外に出ると花粉症がひどく、遠隔処方は助かると言います。
 さらに、院内感染も多く、病院に行くのも不安に感じていました。診断の結果、松波さんは病院に来る必要はなく、目薬や花粉症の薬を処方されました。では、薬はどのように届くのでしょうか。医師が処方箋(せん)をFAXした先は薬局です。今度は薬剤師が患者に薬の説明を行います。それが終わると薬剤師は薬と説明書を病院に持っていき、宅配業者に渡します。岡田眼科では眼鏡店「東海メガネ・コンタクト」を併設していて、その配送システムを活用しました。支払いは代引きで行います。松波さんの場合、代引き手数料はプラス440円です。病院や薬局に行かずとも薬が手に入りました。
 医師の判断に応じて通院することが必要です。さらに、初診や新型コロナウイルスの診察はできません。

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