タピオカも登場…来春の中学教科書検定の結果を発表[2020/03/25 10:06]

 文部科学省は来年の春から中学校で使われる教科書の検定結果を発表しました。若者に人気のタピオカも取り上げられています。

 中学1、2年生の地理の教科書では、世界を学ぶ入り口としてタピオカミルクティーができるまでの過程が掲載されています。保健体育や社会、数学など多くの教科書で東京オリンピック・パラリンピックが開かれる前提で書かれた記述が多くなっています。延期などになった場合、それぞれの教科書会社は訂正が求められることになります。また、中学校の教科書としては初めてQRコードやURLを掲載したものが登場しています。文科省は全国の小中学校で児童、生徒1人につきパソコンやタブレット端末が使えるように準備を進めていて、インターネット上の資料などにアクセスしやすくなります。地理、歴史、公民のほとんどの教科書には竹島や尖閣諸島、北方領土の記述があります。現在の教科書と比べてページ数に大きな変化はありませんでした。

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